ピエタ



『育児』に終わりなし じゃないかと

きっと あの世へ逝っても 果てしなく我が子を想うのが母親なのではと




子供の頃から いろんなお稽古事を習っていたせいか

私は『習う事』が大好き 知らない事を教えてもらう事が好きなんですよね




1994年に息子ふたりとハワイに移住をして来た時 何も分からず

現在は 身体クリニック銀座の 松山夕稀己さんに 

子供の学校の事から住居の事 何からな何まで教わって

 (ゆきさん 本当にあの頃はお世話になりましてありがとうございました)



ハワイ暮らしに少し慣れだしてからは オアフクラブのマネージャーで

文武両道の 二人の息子さんと二人の娘さんを育てていたロビンに

息子達のことで悩んだ時は いつもいつも相談にのって貰っていました

 (ありがとう〜 ロビン  ロビンとは今でもほぼ毎日お会いしています)



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さて 我が家の次男坊 現在ハワイ医大の2年生なのですが

幼少の頃から 元気いっぱいで「あっ」と言えば外科行き

首から上だけで 50針以上の縫い傷がある『怪我太郎クン』



病気はほとんどしなかったのですが 

まだ7歳の頃 水泳のプラクティスの時

潜水でどこまで泳げるか という競泳をしていた時のこと

50mプールを 最後まで潜水で泳ぎきったんです もちろん最年少でした



でも その夜 誇らしげに私に言ったこと

「マーム 50m潜水で泳ごうとして 最後の頃 目の前が真っ暗になって

 でも最後まで泳ぎきって ちゃんとゴールでタッチしたんだよ」って 

私は その時驚いて「そんなに頑張っちゃダメ 死んじゃう」って言いました




12歳の頃 ステイツチャンピォン大会で マウイ島に行って

ステイツチャンピォンになって帰ってきた夜も 風邪をこじらせ

咳をし過ぎて 夜中に血を吐いて救急病院へ  



究極まで頑張る息子で 



ハワイ医大に入学して以来 風邪ばかりひくようになり

学生結婚もし 小さな1ベットルームで暮らしていて

夜遅くまで勉強をしなくちゃいけない時 どこで勉強をしているのか

いろんなことを想像し考えだすと もう息子の事が 心配で心配で



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オアフクラブの水泳仲間で 私の母と同い年の80歳の Y さん

ウィークデーは毎朝7時から8時過ぎまで 1時間余り泳がれます

息子さんが ハワイの某有名病院の 脳外科の外科医をされていると伺い

私の次男がハワイ医大に入ってからは  Y さんが私のメンターになりました

(メンターとは よき指導者・助言者)



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「Y さん 息子の事なんですが 怪我はするけど病気はしなかった子が

 医大の学生になってから しょちゅう風邪をひくようになって 

 おまけに学生結婚などしたものですから 無理し過ぎているのではないかと

 Y さんの息子さんは 医学生の頃 そんな事はありませんでしたか?」




「どうだったかしら?」と 少しお考えになられ 翌朝お会いした時

「思い出しました 息子が医大生だった頃 風邪をこじらせ咳が止まらず

 レントゲンを撮ってもらい ドクターと一緒にその写真を見たら

 かなり悪い なんと肺炎だったそうで1週間自宅養生命令がでて帰宅

 アメリカの医大生は驚くほどの勉強量ですから 大変だったんでしょう」と



私は「Y さん 私 やっぱり無理だと思うんです 

医大生と結婚生活の両立なんて アメリカの医大生がどれだけ大変か

今度の土曜日 夫の誕生日なので一緒に食事をする事になってるんですが

私 提案しようと思っているんです

試験の時やボランティアで忙しい時 風邪ひいた時など

少し離れて(アラモアナにコンドがあるので)暮らしたら? って 



すると Y さんは おっしゃいました

「目標を持って頑張ろうと一生懸命やっている子の意思を 良かれと思って

 優しい手を差し伸べては いけないと思います 

 私はね お友達などかから

 Y さんはいいわね 優秀な息子さんを持って って時々言われたりしますが

 苦しんで頑張っている子供の姿を 見守るしか出来ない 祈るしか出来ない

 そんな母の辛さを私は沢山味わってきましたから 成績や出来が悪くても

 のほほ〜〜〜んと 親の元で暮らしているお子さんのお母さんの方が

 どれだけ幸せだろうかとも いいわねぇって言われる度に思っていました

 優秀な息子を持つ母親というのも 決して楽なものではないのですよ」



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「しょうこさん ミケランジェロのピエタ(イタリア語:慈悲)って ご存知?

 死んで十字架から降ろされたキリストを抱く 聖母マリアの彫刻です

 必死で頑張っている息子が 万が一キリストのように亡くなってしまっても

 母親は そんな息子を抱きしめてあげなくてはならないのです

 それが 母親なのです」と



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さすがですね 息子さんを脳外科医を育てられたお母さまのお話は

胸にず〜んと響き渡りました



そういえば 気功の亡き平野宗家は

戦争で静岡に疎開した時 教科書を持っていなくて

お母さんが夜 近所の人から教科書を借りてきて

教科書を全部手書きでノートに写し書きしてくれた っておっしゃってました

宗家はそのお陰でずっと成績もよく 大学は奨学金で入れたんだって



本当にお母さんって 大事ですよね



私はまだまだ未熟ですが Y さんのように素晴らしいメンターにお会いでき

沢山の事を教えて頂き 感謝の気持ちでいっぱいになりました



こんなことを学べたのも ふたりの息子に恵まれたからこそ

Y さん 宗家 ありがとうございました





       Live Aloha





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朝8時半から9時半 ホ’オピオピオ

朝9時半から10時 ストレッチクラス









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