No.20 氣功

氣功のエクササイズや、ヨガは、調身、調息、調心が基本です。調身とは、ポーズで身体を整えること。調息とは、吸う息に対して、吐く息を2倍程度の長さにすることで、ゆっくりとした静かな呼吸を継続させること。そして調心とは、瞑想のように、自分を空っぽのような状態にさせて、風の音や、海の音、鳥の声などとの自然と調和をし、宇宙との一体化を感じることです。

人として生きていく上において、ストレスから回避することは出来ません。だけど、そのストレスの根源になっている元の見方を変える事は可能だと思います。例えば、私が現在大きな問題を抱えているとします。大きなと言ってもそれは私から感じる価値観からみた大きさであって、他の人から見ればとっても些細なストレスに見えるかもしれません。見る人によっても、角度によっても、大きさも重さも違ってくるものです。

大きなストレスを感じている時に、氣功のエクササイズは役に立ちます。決まった簡単な動きに合わせて呼吸を整えていく。新鮮な空気を体中にめぐらせる思いで吸い、心の中のもやもやや、わだかまりを、すべて吐き出す気持ちでゆっくりと細く長く息を吐く。ゆっくりとした、ストレッチもかね合わせた動作の中で、呼吸も精神も落ち着かせていく。そうしているうちに、ストレスの大きさは確実に小さくなっていくのです。

まあるく生きる

氣功のエクササイズを毎日毎日続けていると、氣功のエクササイズを行っている時間が、普段の時間とは少し違ってくるように感じられるようになってきます。なんともいえない静寂で穏やかでゆっくりとした時の流れに我が身が包まれているような気がするので、私は氣功が好きなのかもしれません。氣功は私をまあるくさせてくれます。女性らしくさせてくれる働きがあると私は思います。氣功にご興味のある方は、どうぞ私にご連絡下さい。

No.19 言霊

ワードセンターのハワイアンテレコムにインターネットサービスの申し込みに行ったのは、5月22日。6月8日から使用できるはずが、いつまで待っても使えません。その後、4度ハワイアンテレコムへ行き、電話も5度はしましたが、今もインターネットは使用できないまま。これが最後と昨日またワードセンターまで行ったところ、仮に設置されたとみえる苦情窓口の待ちリストにサインをして待つようにと言われ、延々と待つこと1時間半。その間に文句を言う客、怒って帰る客。なんと苦情窓口で働く50歳位の女性まで、他の従業員をつかまえて、私達客を待たせ15分も延々と愚痴を言う。ヤレヤレ。

ついに私の番になった時、私は出来る限り冷静で話をしようと、決めていました。この人のせいではないし、この人に出来る事は事務手続きだけなのだから。すべてを終え、冷静にお礼を言って帰り際、「貴方が履いているサンダル、とっても素敵ね。」って言うと、ずっと眉間にしわを寄せてカリカリしていた彼女が、立ち上がった私の顔を笑顔で見上げ、「どこそこのお店で買ったの。私も気に入って色違いも買ったのよ。まだきっとあると思うから、貴方も行ってみて。」と、急に笑顔になり、次の人の名前を呼ぶ声も、明らかに穏やかになっていました。

潤滑油

言霊(ことだま)とは、言葉に宿ると信じられた霊的な力のことで、口に出した言葉には魂が宿り、ある種のエネルギーとなって、回りに何らかの影響を与えるそうです。口調も同じと言えましょう。人間の潤滑油でもある話言葉、相手の立場になって話が出来るように心がけていれば、貴方自身も周りの人々も、よいエネルギーに包まれる事と思います。時と場合によっては難しい事ですが、感情をむき出しにして発する言葉がよい結果を生むでしょうか?常に「言霊」の存在を頭の片隅においておくだけでも、違ってくものだと思います。

No.18 八正道の教え

先日、『釈尊の八正道』を読んでいた時、大変興味深い教えに出会いました。それは、初めて「水飴」を知った二人の人の違いについてでした。

一人の人は聖人で、「水飴」を始めて見て、舐めた時、母乳が出ずに困っているお母さん達にこの水飴を与えれば、赤ちゃん達はきっと餓死することなく「水飴」を舐める事で生き長らえる、と深く感動しました。聖人は、何度も栄養失調で苦しむ赤ちゃんに出会って心を痛めていた時に「水飴」を知ったのでした。

もう一人の人は泥棒でした。「水飴」が、暖かい所に置いておくと液状になり、冷えると固まり固体状になる事を知り、「水飴」さえあれば、どんな合鍵でも作れるから、鍵がかかった家だって泥棒には入れるぞと、考え大喜びをしました。泥棒は常になんとかして合鍵は作れないものかと、思考錯誤を繰り返していたからです。

同じ物に初めてあっても、それを各自の心の中で創造していく過程で、どんどん活用の方向性も変わっていくのだということです。皆さん、たかが「水飴」、されど「水飴」だと思われませんか?日頃から心の中で思っている事が、ある物や人に会った瞬間、それらはすごいパワーとなる事が在り得るのです。普段から持っている心の中のあるものが、私達の未来を左右しているのだと考えると、時々は、自分の心の中を自分でノックしてみて、利己的であったり、否定的であったり、怒りや憎しみが渦を巻いたまま心の奥底に残っていて、何かのきっかけで仕返しを考えていないかなど、時間を作り、静かな気持ちで自分の心の内を見つめ直すという事は、結構大切なのではないかと思いました。

正思

八正道とは、正見、正思、正語、正業、正命、正精進、正念、正定の八つを言います。
このお話は、八正道の二番目の『正思』で、物事を正しく考え、判断せよ。という教えです。正しいとは、自分と他人の区別がない、平等な観点に立つ、ということで、自分だけ良ければ、私だけ得すれば、俺だけ儲かれば、というのはいけないことなのです。広い心で全体をよく観察し、皆の事を考えるように心がけたいと思います。

No.17 ボケ予防

私が勤めている「国際氣功研究所」に、99歳の女性が週に1度、トリートメントにいらっしゃいます。リウマチのため、指が少し変形している以外に、特に悪いところはなく、なんとその方はご自分で車を運転されて来られます。毎回、清潔でセンスの良いブラウスを着て、ズボンにはきちんとアイロンの線が入っていて、うっすらとお化粧もされ、身なりも心も、本当にお美しい方で、英語、日本語、どちらもペラペラで、記憶力が抜群に良いのには驚きです。(昔、学校の先生をされておられたそうです。)一人暮らしで炊事も洗濯もされるそうで、本当に頭が下がります。

お肌も綺麗で、私が「何をお使いですか?」と伺いましたら、翌週には、そのクリームと、パッケージ、そしてオーダー用紙までご持参下さって、注文の仕方まで教えて下さいました。私は人の名前を覚えるのが結構苦手なのですが、その方は、たったの1度で覚えてしまわれますから、本当に驚きです。

最新科学によりますと、活性酸素で傷つけられた赤血球(血流に乗って酸素を体中の組織に運搬する細胞)は、脳への酸素の供給を悪くし、ボケに繋がるそうです。赤血球が酸化する要因はさまざまで、みだれた食生活や運動不足、ストレスや喫煙などが、赤血球の酸化を招きます。その酸化してしまった赤血球が脳への酸素供給量を低下させ、ボケに繋がる、という事です。

酸化してしまった赤血球を、元の元気な赤血球に戻すには、ビタミンAやCやE、又は人参に多く含まれるベータカロチン、そして酵素を多く含むもの、味噌や納豆などを積極的に体内に取り入れるといいそうです。やはり日々の食事って大切ですよね。

自己管理

99歳とまではいかなくても、生きている限りは頭にも身体にも心にも、自分にとって良い事は、積極的に取り入るよう自己管理をし、ボケずに、健康で、明るく、まあるく生きていたいものだと思います。

No.16 初心忘るべからず

早いもので6月が過ぎようとしています。という事は、今年も半分が終わろうとしているのですね。思い起こせば、20世紀が終わろうとしていた頃、人々は盛んに「20世紀は『物』の発展が中心であったが、21世紀の発展方向は『心』へと移行していくでしょう。」とか、「21世紀は、国境がなくなる。」など、様々な期待や希望、古き良き物を大事にし、輝かしい未来との総合化統合の世紀になると願っていたように思います。が、実際21世紀になって5年半が過ぎ、社会は、人は、新しい船出の舵取りを間違えては来なかったでしょうか?

毎日見たり聞いたりするニュースのほとんどは、私の心を痛めます。アメリカとイラクの戦争も、未だに終わりを迎えようとしません。20世紀の終わりに人々が描いていた21世紀は、こんな現状ではなかったはずだと思います。

さて、個人的に考えていきましょう。昨年の暮れ、もしくは新年に、貴方が誓った「2006年、New year’s resolution.(新年の決意)」今年も半分が過ぎようとしている今、せっかくたてた志(こころざし)がお蔵入りになってはいませんか?人それぞれ、自分のため、家族のため、恋人のために誓った決意があった事と思います。この6ヶ月、決意は守られ、実行し続けてこられましたか?

新規蒔(ま)き直し

下り坂へ転がって落ちていくのはたやすいものです。しかし、上り坂というのは、一歩一歩上がっていくしかありません。今日という日を一歩と考え、今一度、初心に戻って生活を見つめ直してみたいものです。

松下幸之助いわく、『一日一進』2006年の後半を間近に迎え、新規蒔き直し、といきたいものです。

No.15 氣と治癒力

片方のまぶたをポコンと腫らした、とっても愛くるしい4,5歳の少女を偶然見た時、私がまだ子供だった頃の、おかしな記憶がふとよみがえって来ました。「ものもらい」って、ご存知ですか?まぶたにあるまつ毛の根元の脂腺に、黄色ブドウ球菌が感染し、まぶたの裏側などが、腫れて痛む目の病気です。医学用語では「麦粒腫」(ばくりゅうしゅ)、英語では「Sty eye」、関西地方では「めいぼ」などと呼ばれています。私が子供の頃、上まぶたのまつげの付け根あたりにものもらいが出来た時のお話です。母は私を井戸がある所まで連れて行き、「ものもらいだと思ったら小豆(あずき)だった。」と言って、母が手の中に隠し持っていた小豆の粒を何粒か井戸に投げ入れたる、そのおまじないを母は何度か繰り返したのでした。読者の皆さんには信じがたいと思うのですが、翌日、私のまぶたにできていた「ものもらい」は、いつも必ず消えていたのでした。(地方によっては、イボ取りやしゃっくりを止めるおまじないもあるそうです)

今、私が思うには、「この子のまぶたに出来た出来物を取り除いてあげたい。」という、心底から我が子を思う愛情に加え「お母さんがこの『おまじない』で、絶対に治してくれる。」という母を信じる力、その双方の強い『氣』が一体化して「ものもらい」が治ってしまったのではないかと思うのです。

奇跡と氣

「氣」が治癒に繋がる事はありうると、私は信じます。同じように溢れんばかりの愛情と、何かを心底から信じる心が「奇跡」と呼ばれるものを起こさせるのでは、と。もしも現在、貴方の傍にいるどなたかが、ご病気であったり、ご傷心でおられるのなら、大きな愛情と、暖かな微笑を、惜しみなく差し上げて下さい。きっとその方の痛みは、激減することと、私は信じています。